二次方程式と複素数解(判別式との関係)
実数係数の二次方程式 ()の解は、解の公式
で与えられる。判別式 の符号によって、解の様子が決まる。
判別式と解の関係
| 異なる2つの実数解 | |
| 重解(実数) | |
| 異なる2つの虚数解(共役) |
のとき、 となり、解は
という共役複素数のペアになる。
共役解の原理
実数係数の方程式では、虚数解は必ず共役のペアで現れる。()が解なら、 も解である。
これは、係数が実数なら が成り立つためである。
解と係数の関係
二次方程式 の2解を , とすると、
が成り立つ。これは解が複素数であっても有効である。逆に、和が 、積が である2数を解にもつ二次方程式は である。
例
を解く。 なので、
解は と で、確かに共役複素数のペアになっている。