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i を文字として展開し、最後に -1 に書きかえる(複素数の四則計算)

を文字と同じように扱って展開し、 を に書きかえる。複素数の四則は、この 2 段だけで通ります。

足し算と引き算

実部どうし、虚部どうしをまとめる。

を文字と見れば、 と を足すのと変わりません。

かけ算

そのまま展開し、 を含む項だけを実部へ移す。

が に変わるところで、虚部にいた項が実部へ移る。

例:

が に変わるため、実部は ではなく になります。

割り算は分母を実数にしてから

分母に が残っていると、実部と虚部に分けられません。分母の虚部の符号を変えた数をかけると、分母から が消える。

は実数で、 と が同時に でなければ正の数。

符号を変えた数をかける理由

に 、 をあてると、 になります。和と差の積が 乗の差になる形を、そのまま使っている。

符号をそろえて とすると で、 が残る。符号を変えるところが効いています。

例:

分母と分子に をかけます。

答えは 。実部と虚部に分けた形まで書きます。

検算は割った数をかけ戻す

答えに をかけて、もとの数に戻るかを見る。

が になり、実部が にそろいました。虚部は 。

はどれですか。

__RESULT__

展開すると です。 が になるため実部は 、虚部は になります。 をそのまま の項として残すと のような形になります。

4 つを並べる

と で、四則をひととおり計算した結果。

割り算だけは分母と分子に をかけ、 としてから分けています。

実数のときの規則がそのまま通る

交換法則、結合法則、分配法則は複素数でも成り立ちます。だから展開の手つきを新しく組み直す場所がない。

を足しても変わらず、 をかけても変わらない。 なら が必ずあり、 となる。

通らないのは大小だけで、複素数のあいだに不等号は置けません。

例: から先を短くする

2 乗すると実部が消えて、虚部だけが残る。

なので、、。8 乗で実数に戻ります。

も同じ形で、違いは符号だけ。

を の形にするとどれですか。

__RESULT__

分母と分子に をかけると です。分母の をそのまま約分して とすると、 のぶんの符号が抜けます。

展開して を に書きかえる、割り算のときだけ分母の虚部の符号を変えた数をかける。この 2 つで四則はすべて通ります。

$i$ を $x$ のような文字と見て展開し、$i^2$ を $-1$ に書きかえる。足し算と引き算は実部どうし虚部どうしで、かけ算は展開してから $i^2$ の項を実部へ移します。割り算は分母に $i$ が残ると実部と虚部に分けられないため、虚部の符号を変えた数をかけて分母を $c^2 + d^2$ にする。和と差の積が $2$ 乗の差になる形をそのまま使っています。$(1+i)^2 = 2i$ を足がかりにした累乗の短縮、答えに割った数をかけ戻す検算まで。