虚数単位 i の定義と性質

虚数単位 は、2乗すると になる数として定義される。

実数の範囲では、どんな数を2乗しても0以上になるため、 を満たす実数は存在しない。この方程式の解を表すために導入されたのが虚数単位 である。

の累乗は周期4で循環する。

このパターンから、 の値は を4で割った余りで決まる。)のとき、 となる。

の導入により、負の数の平方根も扱えるようになる。 のとき、

と表せる。たとえば である。

虚数単位を用いて は実数)の形で表される数を複素数という。 を実部、 を虚部と呼ぶ。 のとき、この数は虚数であり、特に かつ のときは純虚数という。