複素数の n 乗根を求める(z^n = α 型)
方程式 の解( の 乗根)を求める方法を見ていく。
解法の手順
と極形式で表すと、 の解は
の 個である。これらは を半径とする円上に等間隔で並ぶ。
例題1
を解け。
なので、
例題2
を解け。
なので、 として、
具体的には , , 。
例題3
を解け。
なので、
例題4
を解け。
なので、
数学講師
方程式 zn=α の解(α の n 乗根)を求める方法を見ていく。
α=r(cosθ+isinθ) と極形式で表すと、zn=α の解は
zk=nr(cosnθ+2kπ+isinnθ+2kπ)(k=0,1,…,n−1)
の n 個である。これらは ∣α∣1/n を半径とする円上に等間隔で並ぶ。
z2=i を解け。
i=cos2π+isin2π なので、
z0=cos4π+isin4π=21+i
z1=cos45π+isin45π=2−1−i
z3=8 を解け。
8=8(cos0+isin0) なので、38=2 として、
zk=2(cos32kπ+isin32kπ)(k=0,1,2)
具体的には z0=2, z1=−1+3i, z2=−1−3i。
z4=−1 を解け。
−1=cosπ+isinπ なので、
zk=cos4π+2kπ+isin4π+2kπ(k=0,1,2,3)
z0=cos4π+isin4π=21+i
z1=cos43π+isin43π=2−1+i
z2=cos45π+isin45π=2−1−i
z3=cos47π+isin47π=21−i
z3=1+i を解け。
1+i=2(cos4π+isin4π) なので、
zk=62(cos3π/4+2kπ+isin3π/4+2kπ)(k=0,1,2)