いろは3025218 views
教育150077 views
中学数学625176 views
高校物理162509 views
高校化学2933198 views
小学社会311570 views
LaTeX965557 views
高校日本史191026 views
英語617403 views
高校倫理1444503 views
Help
Tools

English

n 乗して α になる数を n 個そろえる複素数の n 乗根の求め方

を解くときは、両辺を極形式にそろえます。 は でないとします。

左辺は角を 倍して長さを 乗した形になるため、両辺を見比べる。

は正の実数だから、 が 1 つに決まります。角のほうは ずらせるぶんの自由があり、そこから解が枝分かれする。

にすると角が ぶん増えて と同じ点へ戻るため、解はちょうど 個。

例:

を極形式にすると 。、 です。

、 で 。

実数の解は の 1 つだけで、残る 2 つは共役の組。 と因数分解し、 を解いても同じ答えに着きます。

例:

は実軸の負のほうにあるため 。、。

、。 を動かすと 、、、 の 4 つ。

残りも同じように書けます。

。
。
。
。

実数の解はありません。 乗して負になる実数がないところと合っています。

を確かめると、 乗して 、もう一度 乗して 。

例:

は虚軸の負のほうにあり、。

、。

で 、、 の 3 つ。

の解を確かめると 。合っています。

解は円に等間隔で並ぶ

どの解も絶対値が で同じ。角だけが ずつずれるため、半径 の円を 等分した点に並びます。

結ぶと正 角形。 が変わると円の大きさと、最初の 1 点の角が変わるだけで、並び方は変わりません。

1 つ見つければ残りは回すだけ

が の解で、 が の 乗根なら、 も解になります。

だから 、、、、 が 個の解。 なら に の 乗根をかければ、残り 2 つが並びます。

の解の 1 つが であることを使うと、 の解として正しくないものはどれですか。

__RESULT__

の実数解は で、そこに の 乗根 をかけると 、、、 になります。 は 乗すると で、値が合いません。

実部と虚部で解く道と比べる

を とおいて解いてみます。

1 本目から 。 が正なので と は同符号で、。 から 。

極形式なら で 、 と 。同じ 2 点です。

が のうちは実部と虚部で解けますが、 以上になると連立が高次になって重くなる。極形式のほうは がいくつでも角の割り算 1 回で済みます。

の解のうち、絶対値はいくつですか。

__RESULT__

で、解の絶対値を とすると です。 は正の実数だから 。 乗する前と後をとり違えると を選んでしまいます。

乗根を求める手順は、絶対値を 乗根にして、偏角を で割って ずつずらすところまで。 が何であっても、解は円の上に等間隔で 個そろいます。

$z^n = \alpha$ は両辺を極形式にそろえて解きます。$\alpha = r(\cos\varphi + i\sin\varphi)$、$z = s(\cos\theta + i\sin\theta)$ とおくと $s^n = r$ と $n\theta = \varphi + 2k\pi$。$s$ は正の実数の $n$ 乗根に決まり、角は $\dfrac{\varphi + 2k\pi}{n}$ を $k = 0$ から $n-1$ まで動かして $n$ 個です。$z^3 = 8$、$z^4 = -16$、$z^3 = -8i$ を順に解く。解は半径 $\sqrt[n]{r}$ の円に等間隔で並び、1 つ見つければ $1$ の $n$ 乗根をかけて残りが拾えます。