佐渡金山
江戸時代に幕府の直轄地として金銀を産した相川の鉱山。山の頂が V 字に割れた道遊の割戸が残る。1989 年に採掘を終えた。2024 年に佐渡島の金山として世界文化遺産。
佐渡金山は新潟県佐渡市の相川にあり、江戸時代の初めに本格的な採掘が始まった金銀山です。1603 年から佐渡奉行の大久保長安が治め、幕府の直轄地として江戸時代だけで金約 40 トン、銀約 1800 トンを産し、幕府の財政を支えました。最盛期の相川にはおよそ 5 万人が暮らしたとされます。
山の頂が V 字に割れた道遊の割戸は、幅約 30m・深さ約 74m の露天掘りの跡です。明治以降は機械を入れた近代の鉱山となり、1989 年に採掘を終えました。世界で機械化が進んだ時代にも手作業による採掘と製錬を続けたことが評価され、2024 年に「佐渡島の金山」として世界文化遺産に登録されました。