高山三町
金森長近が築いた城下町の商人町で、江戸時代に幕府の直轄地となった飛騨高山の中心。出格子の町家と造り酒屋が並び、さんまち通りと呼ばれる。重要伝統的建造物群保存地区。
高山三町は岐阜県高山市にあり、上一之町・上二之町・上三之町を中心とする町家の町並みです。1586 年ごろに飛騨を治めた金森長近が高山城と城下町を築き、三町はその商人町として開かれました。1692 年に金森氏が出羽へ移ると飛騨は幕府の直轄地となり、代官所の高山陣屋が置かれました。
軒の低い町家に出格子が連なり、軒先に杉玉を下げた造り酒屋も残ります。1979 年に重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、さんまち通りの名で親しまれています。春と秋の高山祭では屋台が曳き出され、2016 年に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。近くの高山陣屋は、江戸時代の郡代役所の建物が残る全国で唯一の例です。