小学算数1194618 views
高校国語785655 views
高校倫理1433119 views
ヒストリア284143 views
世界の国560595 views
高校生物549842 views
高校日本史189857 views
中学英語808712 views
雑学1472593 views
中学数学621382 views
Help
Tools

English

変数分離形

変数分離形は、最も基本的で解きやすい微分方程式の形です。その名の通り、 を左辺と右辺に分離して、それぞれ積分することで解が得られます。

変数分離形の定義

次の形に書ける微分方程式を変数分離形といいます。

右辺が「 だけの関数」と「 だけの関数」の積になっているのが特徴です。

解き方

のとき、両辺を で割って整理します。

これを形式的に書き換えると、

両辺を積分すれば、

となり、 について解けば一般解が得られます。

例題1:指数関数的増減

変数を分離して、

両辺を積分すると、

したがって、

これは放射性崩壊や人口増加のモデルに現れる基本的な解です。

例題2:ロジスティック方程式

を分離するため、部分分数分解を使います。

積分を実行すると、

整理すれば、

これがロジスティック曲線で、S字型の成長を表します。

変数分離できる条件

右辺が の形に因数分解できること。 のような形は変数分離できません。

となる点

のとき、 は定数解(平衡解)になります。この解は分離の過程で見落としやすいので注意が必要です。

まとめ

変数分離形は「分けて積分する」という単純明快な方法で解けます。微分方程式に出会ったら、まず変数分離できるかどうかを確認するのが定石です。