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4 点が同じ平面上にある条件、空間ベクトルの共面条件を式で書く

4 点 、、、 が同じ平面に乗るのは、 となる実数 、 があるときです。

平面は 2 本のベクトルで張られます。3 本目がその 2 本の組み合わせで書けてしまえば、平面から外へ出ていない。

3 点が一直線上にあるときは、条件が 1 つ足りません。 と が平行でないことを、先に確かめます。

平面は 2 本で張られる

を始点にとり、 と の 2 本を用意します。この 2 本が平行でなければ、平面が 1 つ決まる。

その平面上の点 は、実数 、 を使って次のように書けます。

平面の中では基準が 2 本で足ります。空間全体には 3 本がいりましたが、平面 1 枚なら 2 本。

が平面上にあるかどうかは、 をこの形に書けるかどうかで決まります。

例:成分で判定する

、、、 を調べる。

、、 です。

を成分で書きます。

成分から 、 成分から 。 成分に入れると で成り立ちます。

3 つ目の式まで合ったので、4 点は同一平面上にある。

例:同一平面上にない場合

を に替えます。。

成分から 、 成分から です。 成分は となり、 になりません。

食い違うので、この 4 点は同一平面上にない。四面体ができます。

未知数 2 つに式 3 つ。3 つ目が余るところが、判定の仕組みになっています。

例:同一平面上になるように文字を決める

が平面 上にある を求める。 です。

成分から 、 成分から 。 成分の式 に入れます。

から 。文字が 1 つなら、余った式が方程式として働きます。

係数の和が 1 の形

原点 をとり、位置ベクトルで書き直します。 を展開する。

を整理すると、次の形になります。

3 つの係数の和は 。平面上の点は、係数の和が になる組み合わせで書けます。

直線のときは 2 つの係数の和が でした。平面では 3 つに増えます。

例:和が 1 かどうかで判定する

とします。係数の和は 。

は平面 上にあります。3 つとも正だから、三角形 の内部にある。

なら和は です。 ではないため平面上にありません。

例:平面上にあることから文字を決める

四面体 で が平面 上にあるとする。

和が になればよいので 。移項して です。

未知数が 1 つなら、和の条件だけで決まります。空間でも手順は直線のときと変わらない。

例:辺上の点で作った平面

四面体 で、辺 の中点を 、辺 を に内分する点を 、辺 の中点を とします。

、、 です。

平面 上の点は で、 の形。

、、 で書き直すと、係数は 、、 になります。

基準を入れかえても、和が という条件はその基準に対して成り立つ。どの 3 点を使っているかを見失わないようにします。

例:3 点が一直線上だと平面が決まらない

、、 を考えます。3 点とも 軸上にある。

、 で、。平行です。

この 2 本ではどう組み合わせても 軸から出られません。平面が 1 枚に決まらないため、共面の条件も使えない。

判定の前に、 と が平行でないことを確かめます。

成分で立てる

を 3 つの式にする。2 つで解いて 3 つ目が合うかを見る

係数の和で見る

の形で かどうかを見る

座標が与えられているなら成分、位置ベクトルで書かれているなら和。問題の形に合わせて選びます。

が平面 上にあるとき、 の値はどれですか。

__RESULT__

係数の和が になればよいので です。 から 。 は足した値のほうで、 ではありません。

まちがえやすいところ

未知数 2 つに式が 3 つ並ぶところで、2 つ解いて終わりにする形が多い。3 つ目に代入して合うかどうかまでが判定です。

係数の和で見るときは、どの 3 点を基準にしているかをとり違えやすくなります。、、 の和が なら平面 、 たちの和が なら平面 。

3 点が一直線上に並んでいると、そもそも平面が決まりません。 と が平行でないことを、判定の前に見ておきます。

4 点が同じ平面に乗るのは、$\overrightarrow{AD}=s\overrightarrow{AB}+t\overrightarrow{AC}$ となる実数 $s$、$t$ があるときです。平面は 2 本のベクトルで張られるため、3 本目がその組み合わせで書けてしまえば平面から外へ出ていない。未知数 2 つに式 3 つなので、2 つで解いてから残る 1 つが合うかを見ます。位置ベクトルに直すと $(1-s-t)\vec{a}+s\vec{b}+t\vec{c}$ となり、係数の和が $1$ という形に変わる。直線のときは 2 つ、平面では 3 つに増えます。$\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ が平行だと平面が決まらない点まで。