中学理科1630686 views
中学数学623778 views
英語613685 views
いろは3011036 views
高校国語788355 views
中学英語811754 views
りんご209693 views
小学算数1200472 views
教育149515 views
高校日本史190578 views
Help
Tools
NewsSpreadsheetCalendarBookkeepingMarkdown TablesLanguage Model NewsSlidesTier ListPen ToolIllustrationCrayonWatercolorPixel ArtASCII ArtPerspectiveEndless StairsGraphMind MapER DiagramFamily TreeMemeCurved TextImage EditorMosaicRetro FilterPencil SketchSwirl EffectLine ArtOCR/HighlighterMakeup EditorFaviconVideo TrimmerScrolling VideoVideo TitleColor PickerColor ExtractorBonfireFireworksCherry BlossomWater RippleWater SplashBreaking GlassGlass TextureFabric TextureWood GrainMarble TextureBrick Wall TextureMetal TextureWashi Paper TextureCardboard TextureCSS ButtonIcon MakerBar ChartGrouped Bar ChartStacked Bar ChartPie ChartLine ChartArea ChartStacked Area ChartScatter Plot3D Bar Chart3D Pie ChartBar Chart RaceBubble ChartPopulation PyramidPictogramEarningsCandlestick ChartInvestment RiskMortgage SimulatorCalculatorMatrix CalculatorFunction GraphPolynomial ExpansionVenn DiagramField VisualizerRubik's Cube Group TheoryTraveling SalesmanVoronoi and DelaunayFractalColumn ArithmeticDraw Math FiguresArithmetic AnimationArithmetic Word ProblemsCounting with Tree DiagramsCube NetsRolling DiceCross SectionsMotion PathMechanicsWavesElectromagnetic WavesCapacitorsLight and LensesThermodynamicsHow Semiconductors WorkMolecular StructuresAtomic OrbitalsElectrochemical CellsChemical EquilibriumCrystal LatticesBuffer pHOrganic Reaction MapPeriodic TableComplex IonsDNA Double HelixCell DivisionMembrane ChannelsNerve ImpulseMuscle ContractionHormones and HomeostasisRock ClassificationWeatherConstellationsSolar and Lunar Eclipses3D ModelingFloor PlanSeismic StructuresIntersection TurnMaglevCooking AnimationOrigamiLive Viewer CountGeoJSON MapRailway MapPopulation MapCrime MapLand Price MapSchool MapShrine and Castle MapHouse of Representatives MapWord MapSolitaireReversiHakoiri MusumeChessHamburgerRippleSlide Puzzle MakerNeon PinballNovel MakerJapanese Typing PracticePiano Score EditorMusic TheoryShogi StrategyPiano Rhythm Game

English

Lp 空間の双対はなぜ Lq になるのか?共役指数とリースの表現定理

の上の有界線形汎関数を全部集めると、何が出てくるか。答えは です。 は共役指数で、 を満たします[1]

同型は等長で、対応は積分です。 に対して という汎関数を当てる。

ヘルダーの不等式が、この写像の有界性と単射性を言います。本題は全射であること。そこでラドン・ニコディムの定理が効きます[4]

の外側から中を測る道具が、また 型の空間に戻ってくる。この閉じ方が、 の範囲を特別な場所にしています。

双対空間

バナッハ空間 の双対空間 は、有界線形汎関数 の全体です。ノルムは次で入れます。

線形汎関数については、有界であることと連続であることが同値です。だから双対空間は連続な汎関数の全体だとも言える。

ヘルダーが汎関数を作る

を固定し、 と定めます。ヘルダーの不等式から次が出ます。

したがって は有界で、。ここまでは不等号です。

ノルムはぴったり一致する

等号が立つことは、上限を達成する を作れば分かります[4]

このとき で、 となります。指数の計算に を使う。

なら でよく、こちらはもっと簡単。どちらの場合も上限が実際に達成されます。

つまり写像 は等長です。 の中へ、ノルムを保ったまま入り込む。

2 つの数値がいつも一致します。上限が達成されているという主張が、そのまま画面に出ている形です。

リースの表現定理

本題は逆向きです。 のとき、 上のどの有界線形汎関数も の関数から来ます[1]

写像 は全射で、しかも等長。つまり等長同型です。

測度空間に条件は要りません。 有限でなくても成り立ちます。

証明の骨格

上の有界線形汎関数とし、まず とします。指示関数は に入るので、次で集合関数を定められる。

交わらない可算合併について、 の部分和が で収束します。 が連続なので は可算加法的、つまり符号付き測度です[4]

なら の零元なので 。したがって が成り立ちます。

ラドン・ニコディムの定理から密度 がとれます。単関数について が成り立ち、稠密性で 全体へ伸ばせば終わり。

有限測度でない場合は、有限測度の部分に分けて貼り合わせます。ラドン・ニコディムが土台にあることは変わりません。

例:数列空間の双対

は数え上げ測度に対する です。定理をそのまま読むと が出ます。

対応は積和です。 に対して

数え上げ測度は 有限なので、 の場合も込みで成り立ちます。 は使う機会の多い等式。

を加えると景色が広がります。収束して に行く数列の全体で、その双対が 、さらにその双対が から出発すると 2 段で に着き、そこから先は戻ってきません。

より真に大きい

には 有限性が要る

は、測度空間が 有限のときに成り立ちます[3]。証明の中で、有限測度の部分集合をとる操作が要るためです。

外すと壊れます。 を非可算集合とし、可算集合と補可算集合からなる 加法族を入れ、可算集合の測度を 、補可算集合の測度を とします。

可積分な関数は、零集合の外で になるものだけ。したがって で、双対も です。

ところが定数関数は の零でない元です。 となりました。

では成り立たない

より真に大きくなります[2] から への等長な埋め込みはありますが、全射になりません。

で見ると事情がはっきりします。収束する数列に極限を対応させる汎関数を、ハーン・バナッハの定理で 全体へ伸ばす。バナッハ極限と呼ばれるものです。

これが から来るとすると、 番目だけ の数列に当てて が全ての で出ます。すると汎関数は零になるはず。

ところが定数列 での値は です。矛盾するので、この汎関数は から来ません。

が測度空間の条件なしで成り立つ。反射的でもある

端の 2 つ

には 有限性が要り、 では等号そのものが崩れる

反射性

が反射的であることと であることは同値です[3]。双対を 2 回とると、もとの空間に戻ります。

では戻りません。 の双対が でも、 の双対は より大きいから。

は、どのバナッハ空間の双対にもなりません[3]。双対空間は単位球が弱 位相でコンパクトになるはずで、 はその性質を満たさない。

quiz で確かめる

について、正しい記述はどれですか。

  • すべての で、条件なしに成り立つ
  • では条件なしに成り立ち、 では 有限性が要る
  • でも 有限なら成り立つ
  • 測度が有限のときにかぎり成り立つ
__RESULT__

内部の では測度空間に条件が要りません。 では 有限性が要り、 では 有限でも より真に大きくなります。

よくある誤り

だと思う。真の包含で、バナッハ極限が外側の例です
でも 有限性が要ると思う。この範囲では条件が要りません
で無条件に だと思う。 有限性が要ります
が反射的だと思う。反射的なのは だけです
がどこかの空間の双対だと思う。 はどの空間の双対でもありません
双対の対応が積分でないと思う。対応は そのものです
ノルムの上限が達成されないと思う。 を具体的に作れば達成されます
証明にラドン・ニコディムが要らないと思う。全射性の証明の中心にあります

参考文献

Lp space. Wikipedia(英語).
Dualraum. Wikipedia(ドイツ語).
Espace Lp. Wikipédia(フランス語).
J. K. Hunter. *Measure Theory*. University of California at Davis, 2011.
$L^p$ 上の有界線形汎関数を全部集めると $L^q$ が出てきます。対応は $g \mapsto \int fg$ という積分で、ヘルダーの不等式が有界性を、上限を達成する $g$ を作ることが等長性を与える。全射であることの証明にはラドン・ニコディムの定理を使います。$1 < p < \infty$ なら測度空間に条件は要りません。$p = 1$ では $\sigma$ 有限性が要り、$p = \infty$ ではバナッハ極限が $L^1$ の外側にはみ出します。