雑学1473612 views
小学算数1200427 views
数学講師2886227 views
小学社会310485 views
Computer368106 views
英語613639 views
高校倫理1440106 views
LaTeX962153 views
教育149510 views
中学社会668760 views
Help
Tools
NewsSpreadsheetCalendarBookkeepingMarkdown TablesLanguage Model NewsSlidesTier ListPen ToolIllustrationCrayonWatercolorPixel ArtASCII ArtPerspectiveEndless StairsGraphMind MapER DiagramFamily TreeMemeCurved TextImage EditorMosaicRetro FilterPencil SketchSwirl EffectLine ArtOCR/HighlighterMakeup EditorFaviconVideo TrimmerScrolling VideoVideo TitleColor PickerColor ExtractorBonfireFireworksCherry BlossomWater RippleWater SplashBreaking GlassGlass TextureFabric TextureWood GrainMarble TextureBrick Wall TextureMetal TextureWashi Paper TextureCardboard TextureCSS ButtonIcon MakerBar ChartGrouped Bar ChartStacked Bar ChartPie ChartLine ChartArea ChartStacked Area ChartScatter Plot3D Bar Chart3D Pie ChartBar Chart RaceBubble ChartPopulation PyramidPictogramEarningsCandlestick ChartInvestment RiskMortgage SimulatorCalculatorMatrix CalculatorFunction GraphPolynomial ExpansionVenn DiagramField VisualizerRubik's Cube Group TheoryTraveling SalesmanVoronoi and DelaunayFractalColumn ArithmeticDraw Math FiguresArithmetic AnimationArithmetic Word ProblemsCounting with Tree DiagramsCube NetsRolling DiceCross SectionsMotion PathMechanicsWavesElectromagnetic WavesCapacitorsLight and LensesThermodynamicsHow Semiconductors WorkMolecular StructuresAtomic OrbitalsElectrochemical CellsChemical EquilibriumCrystal LatticesBuffer pHOrganic Reaction MapPeriodic TableComplex IonsDNA Double HelixCell DivisionMembrane ChannelsNerve ImpulseMuscle ContractionHormones and HomeostasisRock ClassificationWeatherConstellationsSolar and Lunar Eclipses3D ModelingFloor PlanSeismic StructuresIntersection TurnMaglevCooking AnimationOrigamiLive Viewer CountGeoJSON MapRailway MapPopulation MapCrime MapLand Price MapSchool MapShrine and Castle MapHouse of Representatives MapWord MapSolitaireReversiHakoiri MusumeChessHamburgerRippleSlide Puzzle MakerNeon PinballNovel MakerJapanese Typing PracticePiano Score EditorMusic TheoryShogi StrategyPiano Rhythm Game

English

内側か外側かは代入すれば分かる!二次曲線と不等式

が表すのは、楕円の内側です。等号を不等号に変えるだけで、線が面になる。

どちら側かを見分ける手は 1 つ。都合のよい点を 1 つ選んで代入し、符号を確かめます。

曲線は平面を分ける

とおきます。 が楕円そのもの。

は連続な関数なので、曲線をまたがずに点を動かすかぎり符号は変わりません。またいだ瞬間だけ、 を通って符号が入れかわる。

だから曲線で区切られた 1 つの部分では、 の符号がどこでも同じ。1 点だけ調べれば、その部分全体が決まります。

原点を入れると 。負なので、原点を含む側が 、つまり内側です。

楕円と放物線の内側

楕円は が内側、 が外側です[1]。左辺が距離のような量なので、小さいほうが中心寄りになる。

放物線 では、焦点 を代入します。 なので、焦点を含む側が です。

準線の側は 。曲線が開いているほうが「内側」で、こちらのほうが直感と合います。

円で見ると当たり前になる

は、原点からの距離が より短い点の集まりです。左辺は距離の 乗そのもの。

楕円は円を縦横に伸び縮みさせた形なので、同じ話が形を変えて出てきているだけ。 は、伸ばしたあとの距離にあたる量です。

この見方をしておくと、 が内側だと覚え直す必要がなくなる。

双曲線は 3 つに分かれる

は 2 本の枝を持つので、平面が 3 つの部分に分かれます[2]

原点を入れると で負。原点を含む真ん中の帯が の側です。

左右の枝がそれぞれ囲む部分は 。焦点はここに入ります。2 か所あるので、「外側」と呼ぶと話が混ざる。

焦点を代入すると迷わない

原点が境界の上に来る場合など、原点が使えないこともあります。そういうときは焦点を代入する。

楕円 の焦点は 。入れると で、たしかに内側の値になります。

双曲線 の焦点は なので、枝が囲む側です。

放物線 の焦点 なら 。焦点はいつも、曲線が囲む側に入ります。

境界を含むかどうか

なら境界の曲線も領域に入ります。図では実線で描く。

なら境界は入りません。破線で描いて、含まないことを示す。

境界の点そのものを代入すると、左辺と右辺が等しくなります。 ならこの点も領域に入り、 なら外れる。

不等号に等号がつくかどうかで、境界の線を実線と破線で描き分ける

図だけでは伝わらないので、言葉でも「境界を含む」と書き添えます。

例:楕円の内側と直線

かつ を考えます。

前半は楕円の周と内部。後半は直線 の上側です。

重なりは、楕円を直線で切った 2 つのうち左上のほう。直線は楕円の内部を通るので、切り口は弦になります。

代入して確かめます。 を楕円に入れると

交点は の 2 つ。この弦から上が答えの領域になります。

例:放物線と円

かつ を考えます。放物線の内側で、なおかつ円の内部。

境界の交点を求めます。 を円の式に代入すると

を解いて なので のほうだけが残ります。

交点は 。領域はこの 2 点でつながれた、レンズのような形になります。

例:双曲線を含む連立

かつ を考えます。

前半は 2 つの枝が囲む部分の両方。後半で を課すと、右側は で切られます。

左側の枝の内部は の範囲にあるので、 をつけても何も削れません。左右で条件の効き方が違う。

図に描くときは、右側の切り口だけ縦線が入ります。ここを見落としやすい。

例:2 つの曲線ではさむ

かつ を考えます。楕円の内部と、双曲線の枝の内部の共通部分。

境界どうしの交点を求めます。 から として、楕円の式に代入する。

分母を払うと です。

なので 。交点は 4 つあります。

領域は左右に 1 つずつ、2 つの部分に分かれる。つながっていない領域が答えになる場合もあります。

例:領域の中での最大

の範囲で、 の最大値を求めます。

とおくと、これは傾き の直線。 を大きくすると直線が右上へ平行移動します。

領域に触れているうちで が最大になるのは、直線が楕円に接するとき。内部の点なら、まだ右上へ動かせるからです。

接する条件から 。最大は で、接点で達します。

境界で最大になる理由

内部の点なら、値を増やす向きへまだ動ける

接する位置

これ以上動かすと領域から出てしまう。そこが限界

つまずきやすいところ

不等式を変形するとき、負の数を掛けたり割ったりすると不等号の向きが変わります。分母を払う場面で起こりやすい。

を「双曲線の外側」と呼ぶのも危ういところ。真ん中の帯であって、囲まれた部分ではありません。

一般形 の符号を考えるときは、まず標準形に直します[4] の項が残ったままでは、内側と外側の見当がつきません[3]

が表す領域はどれですか。

  • 楕円の内部で、境界を含まない
  • 楕円の内部で、境界を含む
  • 楕円の外部で、境界を含まない
__RESULT__

原点を代入すると で成り立つので、原点を含む側です。等号がないので境界は入りません。

双曲線の側も見ます。

が表す領域はどれですか。

  • 原点を含む帯
  • 左右 2 つの枝が囲む部分
  • 平面全体から曲線を除いた部分
__RESULT__

原点を代入すると が成り立たないので、原点を含む帯ではありません。残るのは、枝がそれぞれ囲む 2 か所です。

境界の式を左辺にまとめ、点を 1 つ代入して符号を見る。手順はこれだけで、曲線の種類が変わっても変わりません。

参考文献

The Ellipse. Precalculus 2e, OpenStax.
The Hyperbola. Precalculus 2e, OpenStax.
Daniel Perrin. *Un memento sur les coniques*. Université Paris-Saclay.
*Kegelschnitte*. linalg.ch.
$x^2/9 + y^2/4 < 1$ は楕円の内側です。左辺から右辺を引いた式は連続なので、境界をまたがないかぎり符号が変わらない。だから都合のよい点を 1 つ代入すれば、その部分全体が決まります。原点が使えないときは焦点を入れる。双曲線は平面を 3 つに分け、原点を含む帯が $< 1$、枝が囲む 2 か所が $> 1$。放物線と円ではさむ領域、楕円と双曲線ではさんで 2 つに分かれる領域、領域の中で $x + y$ を最大にする位置まで。