二次曲線と直線の共有点 - 判別式で交点の個数を決める
二次曲線と直線が何点で交わるかは、連立して 次方程式に落とし、判別式を見れば分かります。
直線の式を曲線に代入して 文字消す。残った 次方程式の実数解の個数が、そのまま共有点の個数になります。
直線を平行に動かすと、共有点が 個から 個へ、そして 個へ変わります。下のバーが判別式の値。バーが基準線を割った瞬間に交点が消えます。
楕円で通す
と の共有点の個数を、 で場合分けします。
代入して分母を払います。
展開すると 、整理して次の 次方程式になります。
判別式を で割った値を使います。
は 、つまり のとき 個。 で 個、それ以外で 個です。
接する場合の は、接線の条件 からも出ます。同じ値になりました。
双曲線には落とし穴がある
と を連立します。この直線は漸近線と同じ傾きです。
代入して整理します。
となり、 の項が消えました。
残るのは 次方程式 。 なら解が 個です。
交点は 個ですが、直線は曲線を突き抜けています。接しているわけではありません。 のときは漸近線そのもので、交点が 個になります。
「共有点が 個なら接する」は成り立ちません。 次の係数が になる場合を、判別式より先に確かめます。
場合分けの順番
代入して整理する
2 次の係数が 0 かどうかを見る
0 でなければ判別式、0 なら 1 次方程式として解く
段目を飛ばすと、 次方程式に判別式を当てるという誤りが起きます。文字係数の問題ではとくに注意します。
放物線でも同じ
と を連立します。 を代入するより、 を消すほうが軽い。
なら で共有点 個。直線が軸に平行なので、突き抜けて 点で交わります。
なら判別式 。 で 個、 で接して 個、 で 個です。
弦の長さを出す
共有点が 個のとき、その 点を結ぶ線分を弦といいます。長さは解と係数の関係から出せます。
と の交点で試します。代入して 、。
点は と 。距離は
解と係数の関係を使う
交点の座標が汚いときは、 解を , として和と積だけで計算します。
弦の長さは で、。
さきほどの なら , 。
なので弦の長さは です。
を入れると で、さきほどの値と一致します。 で になるのは、接して 点が重なるためです。
縦の直線を忘れない
の形では 定数 の直線が表せません。共有点の個数を問う問題では、この形も調べます。
と なら、。 で 個、 で 個、 で 個です。
答案では「 軸に垂直な直線については別に調べる」と 行入れておきます。













