英語613685 views
高校日本史190578 views
小学社会310495 views
Computer368134 views
高校物理160216 views
りんご209693 views
中学数学623778 views
いろは3011036 views
中学社会668782 views
高校化学2924523 views
Help
Tools
NewsSpreadsheetCalendarBookkeepingMarkdown TablesLanguage Model NewsSlidesTier ListPen ToolIllustrationCrayonWatercolorPixel ArtASCII ArtPerspectiveEndless StairsGraphMind MapER DiagramFamily TreeMemeCurved TextImage EditorMosaicRetro FilterPencil SketchSwirl EffectLine ArtOCR/HighlighterMakeup EditorFaviconVideo TrimmerScrolling VideoVideo TitleColor PickerColor ExtractorBonfireFireworksCherry BlossomWater RippleWater SplashBreaking GlassGlass TextureFabric TextureWood GrainMarble TextureBrick Wall TextureMetal TextureWashi Paper TextureCardboard TextureCSS ButtonIcon MakerBar ChartGrouped Bar ChartStacked Bar ChartPie ChartLine ChartArea ChartStacked Area ChartScatter Plot3D Bar Chart3D Pie ChartBar Chart RaceBubble ChartPopulation PyramidPictogramEarningsCandlestick ChartInvestment RiskMortgage SimulatorCalculatorMatrix CalculatorFunction GraphPolynomial ExpansionVenn DiagramField VisualizerRubik's Cube Group TheoryTraveling SalesmanVoronoi and DelaunayFractalColumn ArithmeticDraw Math FiguresArithmetic AnimationArithmetic Word ProblemsCounting with Tree DiagramsCube NetsRolling DiceCross SectionsMotion PathMechanicsWavesElectromagnetic WavesCapacitorsLight and LensesThermodynamicsHow Semiconductors WorkMolecular StructuresAtomic OrbitalsElectrochemical CellsChemical EquilibriumCrystal LatticesBuffer pHOrganic Reaction MapPeriodic TableComplex IonsDNA Double HelixCell DivisionMembrane ChannelsNerve ImpulseMuscle ContractionHormones and HomeostasisRock ClassificationWeatherConstellationsSolar and Lunar Eclipses3D ModelingFloor PlanSeismic StructuresIntersection TurnMaglevCooking AnimationOrigamiLive Viewer CountGeoJSON MapRailway MapPopulation MapCrime MapLand Price MapSchool MapShrine and Castle MapHouse of Representatives MapWord MapSolitaireReversiHakoiri MusumeChessHamburgerRippleSlide Puzzle MakerNeon PinballNovel MakerJapanese Typing PracticePiano Score EditorMusic TheoryShogi StrategyPiano Rhythm Game

English

xy の項があったら回して消す|二次曲線の回転移動と判別式

のグラフは、中学で習った反比例の曲線です。これを 度回すと になり、双曲線の標準形が現れます。

の項は、曲線が座標軸に対して傾いていることを表す印。回して消せば、知っている形に戻ります。

一般形のどこに傾きが出るか

の 2 次式は、まとめて次の形に書けます[3]

は平行移動、 は大きさに関わる部分。傾きを担っているのは だけです。

なら平方完成で標準形へ持っていけます。 のときは、先に回転させて を消す必要がある[2]

座標軸を だけ回す

新しい座標 との関係は、回転の公式で書けます[3]

これを代入して整理すると、 の係数は次のようになります。

とおけば 、言いかえると です[3]

のときは分母が になり、 すなわち 。よく出てくる形です。

回している最中の楕円は、灰色のまま動きません。動いているのは軸のほう。

例: を回す

なので から です。

を代入します。

積をとると は次の式に変わります。

の双曲線です。 が等しい双曲線は漸近線が直交し、直角双曲線と呼ばれます[4]

反比例のグラフは双曲線だった。漸近線は 軸と 軸そのもので、たしかに直交しています[1]

canvas: 絵を作れませんでした

判別式は回しても変わらない

回転角を求める前に、どの種類の曲線かを知る方法があります。 を計算するだけ[3]

この値は回転で変わりません。だから回す前の式のまま判定できます。

曲線の種類
楕円
放物線
双曲線

なら で双曲線。回す前から分かっていた、ということになります。

例:

判別式は 。負なので楕円です[3]

なので

半角の関係から で、 になります。

新しい の係数を計算すると

長軸が 、短軸が の楕円。それが の向きに傾いていた、と読めます。

係数だけで標準形を出す近道

回転後の の係数を とします。回しても変わらない量が 2 つあるので、連立できます[2]

和は 、積は 。この 2 つから が求まります。

さきほどの例なら 。角度を求めずに標準形までたどり着けます。

この 2 次方程式には別の顔があります。式の 2 次の部分を行列で書いたときの、固有値を求める式と同じもの。

対称行列は回転で対角化できます[2]。「回して を消す」という操作を、行列の言葉で言い直すと対角化になります。

例:

判別式は なので双曲線です。 なので

から です。

の双曲線。漸近線の傾きは

例:判別式が になる場合

を見ます。判別式は なので放物線です。

次の部分は とまとまる。 なので、やはり 回す。

を代入すると になります。

を平方完成して、。頂点がずれた放物線です。

回転が先、平行移動があと

の式をいきなり平方完成しようとしても、 が残っていて だけの平方にまとまりません。

順番は回転が先、平行移動があと。回して を消してから を平方完成で処理します[1]

逆に なら回す必要はありません。平行移動だけで標準形に届く。

つぶれてしまう場合

判別式が負でも、楕円になるとは限りません。 は原点 1 点、 は空集合です[1]

判別式が正のとき なら、 という 2 直線になります。

判別式が見ているのは、式の2 次の部分だけです。

定数項まで含めると、同じ判別式でも曲線になったり、1 点になったり、空集合になったりする。

種類の見当をつけるところまでが判別式の仕事。最後は式そのものを確かめます。

はどの曲線ですか。

  • 楕円
  • 放物線
  • 双曲線
__RESULT__

判別式は で正なので双曲線です。 なので 回すと になります。

回転角を求めずに標準形へ届く手も確かめます。

を回したあとの の係数はどれですか。

__RESULT__

和が 、積が を解くと です。

があるかどうかを見て、あれば回す。回したあとは平方完成に任せる。この 2 段構えで、どんな 2 次式も標準形にたどり着きます。

出典

Daniel Perrin. *Un memento sur les coniques*. Université Paris-Saclay.
*Kegelschnitte*. linalg.ch.
Rotation of Axes/12%3A_Analytic_Geometry/12.04%3A_Rotation_of_Axes). Algebra and Trigonometry, OpenStax.
Hyperbola. Wolfram MathWorld.
反比例のグラフ $xy = 1$ は、$45$ 度回すと $x^2/2 - y^2/2 = 1$ になります。$xy$ の項は曲線が傾いている印。$\cot 2\theta = (A-C)/B$ で消える角度が出ます。回しても $B^2 - 4AC$ は変わらないので、回す前に楕円・放物線・双曲線のどれかが分かる。和 $A+C$ と積 $AC - B^2/4$ から $2$ 次方程式を立てれば、角度を求めずに標準形へ届きます。回転が先で平行移動があと、という順番の理由まで。