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半順序集合の定義と重要な例(集合族と包含関係)

半順序集合とは、「順序」が定義された集合のこと。

集合 と二項関係 の組 が半順序集合であるとは、すべての に対して以下の 3 条件を満たすこと:

日本語で簡潔にまとめるなら

反射律
反対称律
推移律

具体例

は半順序集合です。任意の 2 つの実数に大小関係があり、上の三条件を満たすことは自明です。

集合族 に対して、 は半順序集合です。包含関係(含む、含まれる)は順序となり、それによって集合族は半順序集合となります。

いくら部分集合に包含関係があっても、2 つの部分集合は必ずしも比較できません。よって集合族は半順序ですが、(必ずしも)全順序ではありません。

全順序集合とは、半順序集合であり、かつ次の条件を満たすこと:

基本的に半順序集合となる集合族も、全順序集合になることがあります。このような集合族はえてしてユニークで面白い性質をもちます。