千葉大学理系 2026 年・第 4 問

以下の問いに答えよ。

(1) を正の整数とする。 の正の約数のうち, の倍数でないものの個数を求めよ。

(2) 関数 における最小値と最大値を求めよ。

(3) 空間内の つの平面 の交線を とし, つの平面 の交線を とする。 つの直線 の交点,およびそれらのなす角 を求めよ。ただし, とする。

の約数を の格子に並べる

だから です。正の約数は の形をしていて、指数は の範囲を動く。約数の個数は です。

の倍数になる約数は、 の指数が 以上で、 の指数が 以上のもの。 から までの 通り、 から までの 通りあるため、 の倍数は 個あります。

全体から引くと、 の倍数でない約数は 個。図の明るい点がそれにあたり、 列に 個、 の行の残りに 個並ぶ。足すと になり、引き算の結果と一致します。

に合成する

なので、 となる角 の範囲にとります。加法定理を逆向きに使うと、次のように書き直せる。

のとき、 の範囲は で、 を含みます。そこで となるため、最大値は

まで増えてから減るので、最小値は区間の両端のどちらかでとる。 を比べて、最小値は です。最大値をとる で、 を満たす。

を媒介変数で表して交点を求める

上の点は を満たします。 とおけば、 は点 の集まりになる。

上の点は を満たす。 とおくと で、 は点 の集まりです。

つの点が一致する条件は 。はじめの つから となり、 つめの式も で成り立つため、交点は です。

方向ベクトルの内積から

の係数を並べると、 の方向ベクトル と、 の方向ベクトル が得られます。図は を含む平面を正面から見たもので、角を実際の大きさで描いてある。

内積は 、大きさは で、 だから次の値になる。

内積が正なので のなす角は 以下で、 です。どちらかの向きを逆にとると内積は になり、なす角は になる。そのときは から引いた角を とします。

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