京都大学理系 2026 年・第 6 問

以上の整数とする。 から までの番号が書かれた 枚の札が袋に入っている。ただし,同じ番号が書かれた札はないとする。この袋から 枚の札を同時に取り出し,一番大きな番号を とする。 の期待値を求めよ。

となる確率は

枚の取り出し方は 通りあり、どの組も同様に確からしい。 枚のうち最大の番号は 以上 以下で、 のとりうる値は から までの整数です。

となるのは、 の札が入っていて、残りの 枚が から までの札から選ばれるときです。その選び方は 通りで、 となる。

なら、 から までの です。足すと で、どの取り出し方もちょうど 回ずつ数えている。

を差の形に直して足す

期待値は です。 を入れると、 と書ける。

とおきます。 を共通にもつので、 となる。

から まで足すと、隣り合う項が打ち消し合って だけが残ります。 だから、 です。

期待値は

を入れると、 です。 が約分で消え、 となる。

では 枚すべてを取り出すので で、式の値も です。 では で、 と一致する。

つの間隔の平均はどれも

取り出した 枚の番号を小さい順に とし、両端に を置きます。 つの間隔 はどれも 以上の整数で、和はつねに になる。

逆に、和が になる 以上の整数を つ並べれば、 枚の組が つ決まります。並べる順をいれかえても別の組が つ決まるだけなので、 番目の間隔が になる組と、 番目の間隔が になる組は同じ数だけある。 番目と 番目についても同じです。

つの間隔の期待値は等しく、和が だから、どれも です。 ははじめの つの間隔の和で、その期待値は になり、前の節の計算と合う。

東京大学・理系
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2003
京都大学・理系
2026
2025
2024
大阪大学・理系
2026
2025
名古屋大学・理系
2026
2025
東北大学・理系
2026
一橋大学
2026
2025
2024
千葉大学・理系
2026