は正の実数とする。 辺の長さが の正四面体 において,辺 上に点 をとる。点 が辺 上のどこにあっても,点 を中心とする半径 の球面が,辺 と共有点をもたないような の範囲を求めよ。ただし,点 , は辺 に含まれ,点 , は辺 に含まれるとする。
球面は、中心 から距離 にある点の集まりです。辺 上のどの点も から より遠いか、どの点も より近いか。交わらないのは、この 通りに限られる。
辺の上で点を動かすと、 からの距離は切れ目なく変わります。距離の最小値を 、最大値を とすれば、球面が辺 と交わる条件は です。
の位置ごとに区間 が決まる。 を辺 全体で動かしたとき、どの区間にも入らない が答えになります。
、、 とおくと、どれも長さ で、 つずつの内積は です。
、 として、辺 上の を 、辺 上の点 を と表します。 となる。
乗を展開すると で、整理すると です。平方完成して になる。
を止めて を から まで動かすと、 は で最小の 、 と で最大の をとります。
とおくと、この を中心とする球面が辺 と交わるのは のときです。 は で 、 と で をとり、そのあいだを切れ目なく動く。
区間を から まで並べると、 から まで途切れずにつながり、合わせて を覆います。
どの でも交わらないためには、 がどの区間にも入らなければならない。 または で、 とあわせて または です。
は、ねじれの位置にある 辺 と のあいだの最短の距離で、 辺の中点どうしを結ぶ線分の長さにあたります。半径がこれに届かなければ、球面は辺 に触れない。
は、辺 全体が球の内側に入る場合です。 から辺 上の点までの距離は、 が か にあって が か にあるときの がいちばん長い。