整式 を考える。
(1) を実数を係数とする整式とし, を で割った余りを とおく。 を で割った余りと を で割った余りが等しいことを示せ。
(2) , を実数とし, とおく。 を で割った余りを とおき, を で割った余りを とおく。 が に等しくなるような , の組をすべて求めよ。
を で割った商を とすると と書けます。示したいのは,この に取りかえてから 乗してよい,ということです。
乗して二項展開します。 です。
の項はどれも を因数に持つので で割り切れます。 を持たない項は の だけです。
よって は で割り切れ, つを で割った余りは等しくなります。余りを取る操作と 乗は入れかえてよい,ということです。
は 次, は 次ですから, を で割った余りは 自身です。
は の余りです。(1) を , として使うと, の余りは の余りに等しくなります。
つまり は を で割った余りです。 という条件は, が で割り切れることと同じになります。
乗を 度という手順が,割り切れるかどうかという つの条件に化けました。同値なので,ここから出す条件はそのまま答えになります。
を代入すると です。 からも が出ます。
実数 で となるのは のときで, の つに限られます。
は同じ因数が つ重なっているので,値が になるだけでは足りません。 を微分した式も で になる必要があります。
微分すると です。 は のどれかで は か ですから, にはなりません。残るのは ,つまり で です。
が決まったので です。, となります。
も も のどれかでなければなりません。 の側からは , の側からは です。
両方に入るのは と です。 は となって外れます。
なら , , なら , で,どちらも つの条件をすべて満たします。答えは と です。