京都大学理系 2026 年・第 1 問

より大きい実数とし, は実数とする。 において定義された関数を, とおく。 のグラフの共有点がちょうど 個存在するような実数の組 の集合を,座標平面上に図示せよ。ただし は自然対数とする。また, が成り立つことを証明なしに用いてよい。

と分けて考える

から で、 です。 とおくと で、 と書ける。

なら に解はありません。 のとき、 と同じ条件になります。

共有点の個数は、 軸に平行な直線 の共有点の個数に等しい。

で、 なら増える一方

を微分すると です。 となるのは のときに限る。

では から です。 では で、 は範囲に入らないため、この値そのものはとらない。

なら で、 ではつねに です。 は増える一方で、どの高さの直線とも 回までしか交わらず、共有点が 個になることはない。

では、 のとき 回交わる

では で、 まで増え、そのあと減る。最大値は です。

右端に近づく値 は、最大値 より小さい。 で減り、 だから、 では になります。

直線 回交わるのは、 のときです。 では増える側でしか交わらず、 では最大値をとる 点だけで交わる。

の領域

に戻します。 は各辺が正だから、逆数をとると で、 乗して となる。

求める集合は、 つの曲線 にはさまれた部分です。境界の曲線は含みません。

で上の曲線は限りなく大きくなり、 では つの曲線がともに点 を通る。そこでの傾きもどちらも で、 曲線は点 で接しています。

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