千葉大学理系 2026 年・第 6 問

以上の整数とする。 平面の点で 座標と 座標がともに 以上 以下の整数であるもの全体を で表す。 から異なる を無作為に選ぶ。

(1) となる確率を求めよ。

(2) のとき, となる の点 が存在する条件付き確率を求めよ。

(3) となる の点 が存在する確率を求めよ。

の選び方を長さ の線分で数える

個の点からなります。 を選んでから を選ぶと考えると、選び方は 通りで、どれも同じ確からしさ。

となるのは、 点が横か縦に隣り合うときです。隣り合う 点を結ぶ長さ の線分は、横向きが 行に 本ずつで 本、縦向きも 本ある。

本の線分につき、どちらの端を にするかで 通りの選び方が決まります。 となる選び方は 通りで、確率は次のとおり。

から を通って届く

となる は、 の上下左右にある 点です。 だから、 はそのどれかの からさらに だけ進んだ点で、 自身は除く。

同じ向きにもう 進むと 点、直角に曲がると 点になります。 なのでどれも に含まれ、 の候補はこの 点。

と決まったあと、 は残りの 点から同じ確からしさで選ばれるため、条件付き確率は次の値です。

から へのずれは 種類しかない

から 進み、 から 進んだ結果が、 から へのずれです。 回とも同じ向きなら横か縦に ずれ、逆向きなら になって除かれ、直角に曲がれば斜めに隣り合う。

横か縦に ずれたときの 点の中点、斜めに隣り合うときの 点を対角の頂点とする正方形の残りの頂点です。どちらも 座標と 座標が の座標のあいだに収まり、 の点になる。

の端にあっても、この 種類の位置に があれば は見つかります。(3) は、 点がこの位置にある組を数える問題になる。

種類の組を数えて確率を求める

横に ずれた 点は、左の点の 座標が から までの 通りで、 行あるから 組。縦も同じ数だけあり、合わせて 組です。

斜めに隣り合う 点は、 辺が の正方形の対角線の両端にあたります。正方形は 個で、 個に対角線が 本あるから 組。

の選び方では 組が 通りに数えられるので、条件を満たす選び方は次の数になる。

全体の 通りで割り、求める確率は次の値です。

の図では、横と縦の組が 組、斜めの組が 組で、合わせて 組ある。 点の組は全部で 組だから確率は で、上の式に を代入した と一致します。

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