京都大学理系 2024 年・第 5 問

を満たす定数とする。座標平面上で,次の つの不等式が表す領域を とする。

次の問いに答えよ。

(1) の面積 を求めよ。

(2) を求めよ。

本の曲線と天井

とおきます。 で、下が 、上が のうち低いほうにはさまれた部分です。

ですから、 ではどちらも増えていきます。

で、 がつねに の上にあります。 という条件は、天井が の左端より下に来ないことを言っています。

を大きくすると天井が上がり、領域は右へ細く伸びていきます。

上下の隔たりは

です。

本の曲線はどちらも右で爆発的に増えますが、その差はきれいに で、右へ行くほど細くなります。

天井に当たっていないところでは、縦の長さがそのまま です。積分するのは指数関数 つだけになります。

ですから、天井を取り払っても面積は を超えません。答えの見当はここで付きます。

天井で つに割る

を解きます。 から です。

には が要るので、取るのは のほうです。 のほうは だからです。この とおきます。

同じように から です。この とおきます。

です。 では上が では上が天井の では下の曲線が天井を越えるので何も残りません。

つを足す

左側は です。 ですから、 になります。

右側は です。 の原始関数が だからです。

なので、右側は です。

足すと です。 なら で、 になります。

極限は

式から出すこともできますが、はさむほうが早いです。 は天井のない領域に含まれるので です。

逆に の部分はまるごと に入るので です。

ですから となり、はさみうちの原理から です。

式から直に見ても同じです。 へ、 の中身は へ近づき、 を掛けても に留まります。残るのは だけです。

東京大学・理系
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2003
京都大学・理系
2026
2025
2024
大阪大学・理系
2026
2025
名古屋大学・理系
2026
2025
東北大学・理系
2026
一橋大学
2026
2025
2024
千葉大学・理系
2026