東北大学理系 2026 年・第 3 問

は実数とし,実数全体を定義域とする関数

のとき

のとき

はすべての の値で微分可能であるとする。以下の問いに答えよ。

(1) の値を求めよ。

(2) 関数 の最小値と,それを与える の値を求めよ。

で値と傾きをそろえる

の式を の式を とおきます。どちらも多項式だから、 以外ではそのまま微分できる。

で微分可能になるのは、 でグラフがつながり、さらに で傾きもそろうとき。 も同じです。

で、 から を使うと、 つの条件は次のようになる。

連立方程式を解いて を求める

上の つの式を足すと 、引くと 。下の つを足すと 、引くと になります。

から を引いて を代入すると です。

求めた から を引くと になる。 になる 乗の形なので、 つのグラフはそこで接しています。

の符号を調べる

では で、 で符号が変わります。

では で、因数分解すると の解は で、 に含まれるのは だけ。

では かつ だから

では で、 で正、 で負。 の符号はその逆になり、 の前後で負から正へ変わる。

でも は左右でつながっているため、 で極小、 で極大になります。

つの極小値をくらべる

での値は です。

もう一方は、 で割ると計算が軽くなる。商は 、余りは です。

では となるため、 の値は余りの の値と等しく、

これは より小さく、最小値は 、それを与える の値は です。

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