大阪大学理系 2026 年・第 2 問

空間内に , , , があり, である。また,, である。 を正の実数とし,点 , , をみたす点とする。点 , をみたしていて,さらに , , , は同一平面上にある。, , とおく。

(1) , , , を用いて表せ。

(2) 実数 の範囲を動くとき, を最小にする の値と, の最小値を求めよ。

だけが他の つと垂直

長さがどれも なので です。角の条件から となります。

開いているので平行ではなく、 はその つが張る平面に垂直です。ですから , , 次独立で、空間のどのベクトルもこの つの組み合わせでただ 通りに書けます。

座標を入れる必要はありません。この つの内積の値だけで、最後まで進みます。

が他の つと垂直であることは、このあと何度も効きます。 との内積を取ると の項が消えるからです。

内積の 条件だけでは 本足りない

とおきます。 との内積を取ると の項が消えて ですから、 です。

との内積は です。 がここで効きます。よって となります。

です。 の係数は で決まりました。

しかし つに対して、式は 本しかありません。残る 本が、まだ使っていない「同一平面上にある」という条件です。

同一平面の条件から

, , , が同一平面上にあるとは、 と書ける実数 , があるということです。

ですから、右辺は です。 次独立なので係数を比べられます。

の係数から から から です。これを へ入れると となります。

展開すると が打ち消し合い、 すなわち が残ります。よって となり、 です。

次式として見る

を展開します。 は他の つと垂直なので、交差する項で残るのは のところだけです。

となります。 の奇数乗が出てこないので、 とおけます。

です。 のとき より大きい値を全部取るので、 すなわち で最小になります。

最小値は です。このとき となり、 は直線 の上に乗ります。 の成分がちょうど消えるところが、いちばん近いところでした。

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