指数関数と対数関数の対称性
指数関数 y=ex と対数関数 y=lnx は逆関数の関係にあり、そのグラフは直線 y=x に関して対称になります。
逆関数とは、x と y の役割を入れかえた関数です。y=ex は「x を入れると ex を返す」関数で、その逆に「値から元の x を求める」のが y=lnx です。たとえば ex は x=0 で y=1 を通り、lnx は x=1 で y=0 を通ります。点 (0,1) と (1,0) のように、x 座標と y 座標を入れかえた点どうしが対応します。
一般に、点 (a,b) と点 (b,a) は直線 y=x に関して対称です。逆関数はもとの関数の (x,y) を入れかえたものなので、y=f(x) 上の点 (a,b) に対し、逆関数のグラフには必ず (b,a) があります。だから 2 つのグラフは y=x を鏡の面として折り返した形になります。
ex は x 軸を漸近線にもち急上昇する曲線、lnx は y 軸を漸近線にもちゆっくり増える曲線で、y=x をはさんでちょうど鏡写しです。グラフの大きな点が、対称に対応する (0,1) と (1,0) です。