sin と cos の関係
y=sinx と y=cosx のグラフは、形がまったく同じで、横にずれているだけです。その関係を式で確かめます。
cosx は、sinx を左へ 2π だけ平行移動したものです。式で書くと
cosx=sin(x+2π) が成り立ちます。グラフを左へ 2π ずらすと x を x+2π に置きかえることにあたり、sin の山が cos の山にちょうど重なります。
実際、sinx は x=2π で最大値 1(山)をとり、cosx は x=0 で最大値 1(山)をとります。cos の山は sin の山より 2π だけ左にあり、これがちょうど平行移動の量です。
同じように sinx=cos(x−2π) とも書け、sin は cos を右へ 2π ずらしたものと見られます。sin と cos は、2π の平行移動でうつり合う同じ波なのです。グラフの大きな点は、cos の山 (0,1) と sin の山 (2π,1) です。