平行四辺形の第4頂点

33 点 A(0,0)A(0, 0)、B(3,0)B(3, 0)、C(4,2)C(4, 2) を頂点とする平行四辺形 ABCDABCD の第 44 頂点 DD を求めます1。

対角線から求める

平行四辺形では 22 本の対角線 ACAC と BDBD が互いの中点で交わります。ACAC の中点は (2,1)(2, 1) です。D(x,y)D(x, y) とすると BDBD の中点 (3+x2,y2)\left( \dfrac{3 + x}{2}, \dfrac{y}{2} \right) がこれに等しいので、x=1x = 1、y=2y = 2、すなわち D(1,2)D(1, 2) です。

辺の平行から求める

「向かい合う辺が平行で長さが等しい」という性質から直接求めることもできます。AA から BB への移動が (3,0)(3, 0) なら、DD から CC への移動も同じでなければなりません。

D=C−(3,0)=(4−3, 2−0)=(1,2)D = C - (3, 0) = (4 - 3,\ 2 - 0) = (1, 2)

対角線を使っても、辺の平行を使っても、同じ点にたどりつきます。

平行を確かめる

辺通る 22 点傾き
ABAB(0,0)(0,0)、(3,0)(3,0)00
DCDC(1,2)(1,2)、(4,2)(4,2)00
ADAD(0,0)(0,0)、(1,2)(1,2)22
BCBC(3,0)(3,0)、(4,2)(4,2)22

44 辺がきちんと 22 組の平行な辺になっています。

第 44 頂点は 33 通りある

注意したいのは、33 点から平行四辺形を作る方法は 11 通りではないことです。どの 22 点を対角線の両端にするかで、第 44 頂点は 33 通りありえます。

対角線にする 22 点第 44 頂点
AA と CC(1,2)(1, 2)
BB と CC(7,2)(7, 2)
AA と BB(−1,−2)(-1, -2)

頂点を A→B→C→DA \to B \to C \to D の順に並べる、という約束が DD を 11 つに決めているのです。

面積

辺 ABAB の方向 (3,0)(3, 0) と辺 ADAD の方向 (1,2)(1, 2) が張る平行四辺形の面積は、次のように求まります。

∣3⋅2−0⋅1∣=6|3 \cdot 2 - 0 \cdot 1| = 6

三角形 ABCABC の面積 33 のちょうど 22 倍になっているのも道理で、対角線 ACAC が平行四辺形を合同な 22 つの三角形に分けているからです。

大きな点が 44 頂点で、ABAB と DCDC、ADAD と BCBC がそれぞれ平行です。

  1. Parallelogram、Wikipedia