三直線で囲まれた三角形
3 本の直線 y=x、y=−x+4、y=0 で囲まれた三角形を求めます。
頂点を求める
頂点は直線を 2 本ずつ連立して得られます。3 本の直線から 2 本の選び方は 3 通りあり、それがそのまま 3 つの頂点になります。
| 連立する 2 直線 | 頂点 |
|---|
| y=x と y=0 | (0,0) |
| y=−x+4 と y=0 | (4,0) |
| y=x と y=−x+4 | (2,2) |
面積
底辺を x 軸上にとると長さは 4、高さは頂点 (2,2) の y 座標 2 なので、面積は 21×4×2=4 です。座標から面積を出す公式でも確かめられます。
21∣0(0−2)+4(2−0)+2(0−0)∣=21×8=4 直角二等辺三角形であること
この三角形は、ただの三角形ではありません。y=x の傾きは 1、y=−x+4 の傾きは −1 で、積が −1 になります。つまり 2 直線は直角に交わり、頂点 (2,2) が直角の角です。
しかも (0,0) から (2,2) までと、(4,0) から (2,2) までの長さはどちらも 22+22=22 なので、これは直角二等辺三角形です。面積を 21×22×22=4 と計算しても、やはり同じ値になります。
三角形ができない場合
3 本の直線がいつでも三角形を作るとはかぎりません。
- どの 2 本も平行でないこと
- 3 本が 1 点で交わらないこと
この二つがそろったときだけ三角形ができます。もし 2 本が平行なら、その 2 本からは頂点が得られません。また 3 本が 1 点を共有すると、3 つの頂点がすべて同じ点に重なってしまい、三角形はつぶれます。
たとえば y=0 を y=2 に取りかえると、3 本はどれも (2,2) を通ってしまい、囲まれる部分がなくなります。グラフの大きな点がこの 3 頂点です。