三直線で囲まれた三角形

33 本の直線 y=xy = xy=x+4y = -x + 4y=0y = 0 で囲まれた三角形を求めます。

頂点を求める

頂点は直線を 22 本ずつ連立して得られます。33 本の直線から 22 本の選び方は 33 通りあり、それがそのまま 33 つの頂点になります。

連立する 22 直線頂点
y=xy = xy=0y = 0(0,0)(0, 0)
y=x+4y = -x + 4y=0y = 0(4,0)(4, 0)
y=xy = xy=x+4y = -x + 4(2,2)(2, 2)

面積

底辺を xx 軸上にとると長さは 44、高さは頂点 (2,2)(2, 2)yy 座標 22 なので、面積は 12×4×2=4\dfrac{1}{2} \times 4 \times 2 = 4 です。座標から面積を出す公式でも確かめられます。

120(02)+4(20)+2(00)=12×8=4\frac{1}{2}|0(0 - 2) + 4(2 - 0) + 2(0 - 0)| = \frac{1}{2} \times 8 = 4

直角二等辺三角形であること

この三角形は、ただの三角形ではありません。y=xy = x の傾きは 11y=x+4y = -x + 4 の傾きは 1-1 で、積が 1-1 になります。つまり 22 直線は直角に交わり、頂点 (2,2)(2, 2) が直角の角です。

しかも (0,0)(0, 0) から (2,2)(2, 2) までと、(4,0)(4, 0) から (2,2)(2, 2) までの長さはどちらも 22+22=22\sqrt{2^2 + 2^2} = 2\sqrt{2} なので、これは直角二等辺三角形です。面積を 12×22×22=4\dfrac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 2\sqrt{2} = 4 と計算しても、やはり同じ値になります。

三角形ができない場合

33 本の直線がいつでも三角形を作るとはかぎりません。

  • どの 22 本も平行でないこと
  • 33 本が 11 点で交わらないこと

この二つがそろったときだけ三角形ができます。もし 22 本が平行なら、その 22 本からは頂点が得られません。また 33 本が 11 点を共有すると、33 つの頂点がすべて同じ点に重なってしまい、三角形はつぶれます。

たとえば y=0y = 0y=2y = 2 に取りかえると、33 本はどれも (2,2)(2, 2) を通ってしまい、囲まれる部分がなくなります。グラフの大きな点がこの 33 頂点です。