二次形式の標準化は、適切な変数変換により交差項を消去して、平方の和の形にすることである。
問題1
次の二次形式を標準化せよ。
Q(x,y)=x2+4xy+4y2
対応する行列は A=<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f0−−>。固有値は λ2−5λ=0 より λ=5,0。
λ=5: v1=(1,2)T。λ=0: v2=(2,−1)T。
正規化して P を作り、変数変換 <!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f1−−>=P<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f2−−> を行う。
問題2
次の二次形式を標準化せよ。
Q(x,y)=2x2+2xy+2y2
A=<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f0−−>。固有値は λ=3,1。
問題3
次の二次形式を標準化し、正定値かどうか判定せよ。
Q(x,y)=x2−4xy+3y2
A=<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f0−−>。固有値は det(λI−A)=λ2−4λ−1=0 より λ=2±5。
λ1=2+5>0、λ2=2−5≈−0.24<0。
問題4
次の二次形式を標準化せよ。
Q(x,y,z)=x2+y2+z2+2xy+2yz+2zx
A=<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f0−−>。rankA=1 なので固有値は λ=3(重複度1)と λ=0(重複度2)。
Q=(x+y+z)2 と完全平方にできる。
問題5
次の二次形式をシルベスターの判定法で正定値かどうか判定せよ。
Q(x,y,z)=2x2+y2+3z2+2xy
A=<!−−36c958741f08406ab41e271fb5cf353f0−−>。首座小行列式を計算する。
D1=2>0。D2=2⋅1−1⋅1=1>0。D3=3⋅D2=3>0。