円錐の体積
円錐の体積が底面積 × 高さ ×31 になる理由は、積分で分かります1。原点を通る直線 y=2x の 0≤x≤6 を x 軸のまわりに回します。
断面を足し上げる
できる立体は、底面の半径 3、高さ 6 の円錐です。x のところで切った断面は半径 2x の円で、面積は π4x2 です。
V=π∫064x2dx=4π[3x3]06=4π×72=18π 公式で確かめると 31πr2h=31π×9×6=18π で一致します。
31 の出どころ
断面積が x2 に比例して増えるので、積分すると 3x3 になり、3 で割った形が残ります。
| 立体 | 断面積 | 体積 |
|---|
| 円柱 | 一定 | πr2h |
| 円錐 | x2 に比例 | 31πr2h |
一般の場合
半径 r、高さ h の円錐は y=hrx を 0 から h まで回した立体です。
V=π∫0hh2r2x2dx=h2πr2⋅3h3=31πr2h 公式そのものが出てきます。
角錐でも同じ
断面が円でなく正方形でも、相似な図形の面積は長さの 2 乗に比例するので、断面積は x2 の形になります。積分すれば同じ 31 が現れます。錐の体積がどれも 31 倍になるのは、この 2 乗のためです。
球でも同じ方法
y=r2−x2 を −r から r まで回します。
V=π∫−rr(r2−x2)dx=34πr3 グラフの原点から広がる 2 本の直線が y=±2x で、回転させる前の輪郭を表します。大きな点は底面の縁です。
- Cone、Wikipedia