区分求積法
定積分は、細い長方形の面積を足し上げた極限として定義されます1。f(x)=x2 の 0 から 2 までで確かめます。
左端で作る和
区間を幅 41 で 8 等分し、各区間の左端の値を高さにした長方形を並べます。
41k=0∑7(4k)2=641(0+1+4+9+16+25+36+49)=1635 1635=2.1875 で、真の値 38≈2.6667 より小さいです。左端の高さを使ったので、増加する関数では低く見積もることになります。
左端と右端ではさむ
| 作り方 | 値 | 真の値との関係 |
|---|
| 左端 | 1635=2.1875 | 小さい |
| 真の値 | 38≈2.6667 | 基準 |
| 右端 | 1651=3.1875 | 大きい |
2 つの差は 1 で、これは端の高さの差 f(2)−f(0)=4 に幅 41 を掛けた値です。真の値は必ずこの 2 つの間にあります。
分割を細かくする
n 等分の左端の和は次のようになります。
n2k=0∑n−1(n2k)2=n38⋅6(n−1)n(2n−1)⟶38(n→∞) これが定積分の値です。
一般の形
区間 [a,b] を n 等分して幅を Δx=nb−a とすると、和の極限が定積分になります。
∫abf(x)dx=n→∞limk=0∑n−1f(a+kΔx)Δx 面積の計算に見えて、実際には足し算の極限です。だから掛けて足す形の量はすべて定積分で書けます。
グラフの放物線が y=x2、階段状の線が幅 41 の長方形の高さで、大きな点は区間の両端です。
- Riemann sum、Wikipedia