台形の面積
1 組の対辺が平行な四角形を台形といいます1。頂点 A(0,0)、B(6,0)、C(5,4)、D(1,4) の台形で面積を求めます。
公式
辺 AB は y=0、辺 DC は y=4 で、どちらも x 軸に平行です。長さは AB=6、DC=4、2 本の直線の間隔が高さ 4 です。
S=2(a+b)h=2(6+4)×4=20 この公式は、同じ台形をもう 1 つ逆さにして横に並べると分かります。2 つ合わせると、上底と下底の和を底辺にもつ平行四辺形になり、その面積は (a+b)h です。台形はそのちょうど半分です。
中位線から見る
平行でない 2 辺の中点を結んだ線分を中位線といいます。
| 中点 | 座標 |
|---|
| AD の中点 | (0.5,2) |
| BC の中点 | (5.5,2) |
長さは 5 で、これは 2a+b=26+4=5 と一致します。中位線を m とすれば S=mh=5×4=20 で、台形を「幅が中位線の長方形」に置きかえたことになります。
シューレースの公式でも同じ
A→B→C→D とたどると 0+24+16+0=40 で、その半分の 20 になります。
| 求め方 | 結果 |
|---|
| 2(a+b)h | 20 |
| 中位線 × 高さ | 20 |
| シューレース | 20 |
対角線の比
AC と BD は点 (3,2.4) で交わり、この点は AC を A から AB:DC=3:2 に内分します。上底と下底の比が、そのまま対角線の内分比になります。
面積の等しい三角形
△ABD と △ABC は、底辺 AB と高さ 4 が共通なので面積が等しく、どちらも 21×6×4=12 です。平行な 2 辺の間では、頂点をどこに置いても三角形の面積が変わりません。
三角形と平行四辺形をつなぐ
| 上底 b | 公式 | 図形 |
|---|
| b=a | S=ah | 平行四辺形 |
| 0<b<a | S=2(a+b)h | 台形 |
| b=0 | S=2ah | 三角形 |
台形の公式は、この 2 つをつなぐ形をしています。
グラフの 4 本の直線が 4 辺、y=2 が中位線を含む直線で、大きな点は 4 頂点と中位線の両端です。
- Trapezoid、Wikipedia