台形の面積

11 組の対辺が平行な四角形を台形といいます1。頂点 A(0,0)A(0, 0)B(6,0)B(6, 0)C(5,4)C(5, 4)D(1,4)D(1, 4) の台形で面積を求めます。

公式

ABABy=0y = 0、辺 DCDCy=4y = 4 で、どちらも xx 軸に平行です。長さは AB=6AB = 6DC=4DC = 422 本の直線の間隔が高さ 44 です。

S=(a+b)h2=(6+4)×42=20S = \frac{(a + b)h}{2} = \frac{(6 + 4) \times 4}{2} = 20

この公式は、同じ台形をもう 11 つ逆さにして横に並べると分かります。22 つ合わせると、上底と下底の和を底辺にもつ平行四辺形になり、その面積は (a+b)h(a + b)h です。台形はそのちょうど半分です。

中位線から見る

平行でない 22 辺の中点を結んだ線分を中位線といいます。

中点座標
ADAD の中点(0.5,2)(0.5, 2)
BCBC の中点(5.5,2)(5.5, 2)

長さは 55 で、これは a+b2=6+42=5\dfrac{a + b}{2} = \dfrac{6 + 4}{2} = 5 と一致します。中位線を mm とすれば S=mh=5×4=20S = mh = 5 \times 4 = 20 で、台形を「幅が中位線の長方形」に置きかえたことになります。

シューレースの公式でも同じ

ABCDA \to B \to C \to D とたどると 0+24+16+0=400 + 24 + 16 + 0 = 40 で、その半分の 2020 になります。

求め方結果
(a+b)h2\dfrac{(a+b)h}{2}2020
中位線 ×\times 高さ2020
シューレース2020

対角線の比

ACACBDBD は点 (3,2.4)(3, 2.4) で交わり、この点は ACACAA から AB:DC=3:2AB : DC = 3 : 2 に内分します。上底と下底の比が、そのまま対角線の内分比になります。

面積の等しい三角形

ABD\triangle ABDABC\triangle ABC は、底辺 ABAB と高さ 44 が共通なので面積が等しく、どちらも 12×6×4=12\dfrac{1}{2} \times 6 \times 4 = 12 です。平行な 22 辺の間では、頂点をどこに置いても三角形の面積が変わりません。

三角形と平行四辺形をつなぐ

上底 bb公式図形
b=ab = aS=ahS = ah平行四辺形
0<b<a0 < b < aS=(a+b)h2S = \dfrac{(a+b)h}{2}台形
b=0b = 0S=ah2S = \dfrac{ah}{2}三角形

台形の公式は、この 22 つをつなぐ形をしています。

グラフの 44 本の直線が 44 辺、y=2y = 2 が中位線を含む直線で、大きな点は 44 頂点と中位線の両端です。

  1. Trapezoid、Wikipedia