定積分と面積
定積分は、曲線と x 軸で囲まれた部分の面積を与えます1。f(x)=x2 の 0 から 2 までで計算します。
原始関数を探す
微分して x2 になる関数を探すと F(x)=3x3 が見つかります。実際 F′(x)=x2 です。
∫02x2dx=[3x3]02=38−0=38 面積は 38≈2.667 です。0≤x≤2、0≤y≤4 の長方形の面積が 8 なので、放物線の下側はそのちょうど 31 を占めることになります。
積分定数は消える
原始関数は 1 つに決まりません。3x3+5 でも微分すれば x2 です。しかし定積分では上端と下端の差をとるので、定数は打ち消えて答えは変わりません。だから原始関数はどれを選んでもかまいません。
向きと分割
| 性質 | 式 |
|---|
| 上下を入れ替える | ∫20x2dx=−38 |
| 区間を切る | ∫02=∫01+∫12 |
| 実際の値 | 31+37=38 |
定積分は「向きつきの面積」で、左から右へ進むときを正とします。
負の値をとる区間
f が負の値をとる区間では、定積分も負になります。面積として欲しいときは、x 軸より下の部分に符号をつけ直す必要があります。この関数は x2≥0 なので、その心配はありません。
設定パネルの定積分を有効にして下限を 0、上限を 2 にすると、いま計算した部分が塗られます。グラフの放物線が y=x2 で、大きな点は積分の両端です。
- Integral、Wikipedia