正六角形
すべての辺の長さと内角が等しい六角形を正六角形といいます1。中心が原点、外接円の半径が 4 の正六角形で調べます。頂点は (4,0)、(2,23)、(−2,23)、(−4,0)、(−2,−23)、(2,−23) です。
内角
内角の和は (6−2)×180∘=720∘ なので、1 つの内角は 120∘ です。
6 つの正三角形に分かれる
中心と 6 頂点を結ぶと、正六角形は 6 個の三角形に分かれます。中心のまわりの角は 6360∘=60∘ ずつで、残る 2 辺はどちらも半径なので、どの三角形も正三角形です。
だから一辺の長さは外接円の半径と等しく、ここでは 4 になります。隣り合う 2 頂点の距離を計算しても (4−2)2+(0−23)2=16=4 で一致します。
面積
一辺 a の正三角形の面積は 43a2 なので、その 6 個ぶんになります。
S=6×43a2=233a2=233×16=243 41.57 ほどです。
主な量
| 量 | 式 | 値 |
|---|
| 一辺 | a=R | 4 |
| 内接円の半径 | 23a | 23≈3.46 |
| 周の長さ | 6a | 24 |
| 面積 | 233a2 | 243≈41.57 |
中心から辺までの距離は、正三角形の高さにあたる 23 です。上下の辺が y=±23 という水平な直線になっているのは、このためです。この距離は内接円の半径でもあります。
周と円周
外接円の周は 2π×4=25.13 なので、正六角形の周は円周の 95 パーセントほどにあたります。正多角形の周から π を近似する方法は、この差を分割数で詰めていく考え方です。
対角線
| 結び方 | 例 | 長さ |
|---|
| 1 つ飛ばし | (4,0) と (−2,23) | 43 |
| 向かい合う頂点 | (4,0) と (−4,0) | 8 |
後者は外接円の直径にあたります。
平面を敷き詰める
正六角形は、正三角形と正方形に並んで、平面を隙間なく敷き詰められる図形です。同じ面積を囲むのに必要な周の長さがこの 3 つのうちで最も短く、蜂の巣がこの形をとる理由になっています2。
グラフの 6 本の直線が 6 辺、上下 2 本の弧が外接円で、大きな点は 6 頂点と中心です。
- Hexagon、Wikipedia
- Honeycomb conjecture、Wikipedia