その道にすぐれた名人でも、ときには失敗することがあるということ。
木登りの得意な猿でさえ、ときには足をすべらせて木から落ちることがある。それになぞらえて、どんなに熟達した人でも、思わぬしくじりをすることがある、という戒めを表す。
達人の油断や、思いがけない失敗をいうときに使う。「弘法にも筆の誤り」「河童の川流れ」と同じ意味で、名人だからと油断してはいけない、という含みをこめて言われることが多い。