世の中には、冷たい人ばかりでなく、困ったときに助けてくれる、情け深い人もいるということ。
世間を渡っていけば、無慈悲な鬼のような人ばかりがいるわけではなく、思いやりのある親切な人にも、必ず出会える。世の中を、捨てたものではない、と見る、あたたかい人間観を表す。
苦境にある人を、はげますときや、人の親切に救われたときに使う。世の中を悲観している人に、まだ捨てたものではない、と励ます。人の情けへの信頼をこめた、あたたかい言葉である。