苦しいことも、過ぎてしまえば、その苦しさをすぐに忘れてしまうということ。
熱いものも、のどを過ぎて飲みこんでしまえば、その熱さを忘れる。それになぞらえて、つらい経験も、過ぎ去ってしまえばけろりと忘れ、苦しいときに受けた恩や教訓も忘れがちだ、ということを表す。
苦しいときの覚悟や恩を、楽になると忘れてしまう、人の身勝手さをいうときに使う。やや戒めをこめて用いる。痛い目にあっても、すぐ懲りずに同じ失敗をくり返す、という含みでも言われる。