値うちの分からない者に貴重なものを与えても、なんの役にも立たないこと。
猫に小判(昔の金貨)を与えても、その価値が分からないので、ありがたみもなく、むだである。それになぞらえて、ねうちを解さない相手に、いくら立派なものを授けてもむだだ、ということを表す。
価値の分からぬ者には、よいものも宝のもちぐされになる、というときに使う。「豚に真珠」とまったく同じ意味で、相手の見る目のなさを、あきれる調子で言うことが多い。