本来は、危険だったり、都合が悪かったりして、あぶないさまを表す言葉。そこから転じて、程度がはなはだしいことを、よい意味でも悪い意味でも強調して言うようになった。
もとは盗賊や香具師などの隠語で、見つかると都合の悪い状況を「やばい」と言ったとされる。近ごろは若い世代を中心に、おいしい料理や見事なものに感心したときにも「ヤバい」と言うなど、強い感動を表す万能の言葉として使われている。
危ないと注意をうながす場面から、感激やおどろきを伝える場面まで、はば広く使う。「このケーキ、ヤバい」のように中身を言わずに気持ちの強さだけを示せるため、よくも悪くも便利な俗語として定着している。