本当によいものは、たとえいたんだり古くなったりしても、それなりの値うちを保っているということ。
鯛は味も姿もよく、めでたい魚として尊ばれる。その鯛は、たとえ少しくらい鮮度が落ちても、なお他の魚にまさる価値がある、というところからいう。
もとが優れた人や物は、おとろえてもなお品格や実力を失わない、というときに使う。「腐っても鯛で、往年の名選手はやはり違う」のように、本物の底力をたたえる意で言われる。もともとの値うちは、そうたやすくは失われない、という見方を示す。