熱い風呂などのふちに立ち、「押すなよ、絶対に押すなよ」と念を押す、ダチョウ倶楽部の上島竜兵の決め台詞。実は押してほしい、というお約束のふりである。
くどいほど「押すな」と繰り返すのは、まわりに押させて落ちるための前ふりで、言葉とは裏腹の合図になっている。逆らって本当に押さずにいると、かえって場がしらける、という独特の呼吸が笑いを生む。
やめろと言いつつ実は望んでいる、という場面で、おどけて使われる。言葉の表と裏が逆になった、ベテランならではの間合いを楽しむ持ちネタとして広く知られている。