いくら意見や忠告をしても、まるで効きめがなく、むだなこと。
馬の耳に、ありがたい念仏を聞かせても、その値うちは分からない。それになぞらえて、いくら立派なことを説いても、相手に通じず、効果がないことのたとえになった。
言ってもむだな相手に、いくら説いてもきき入れられないときに使う。「馬耳東風」「暖簾に腕押し」と同じ意味で、手ごたえのなさをなげく調子で言われることが多い。