争わずにあえてゆずるほうが、結局は得をするということ。
その場では負けたように見えても、無用な争いを避け、相手を立てておくことで、のちのち大きな利益や平穏を得られる。目先の勝ち負けにこだわらない、深い知恵をいう。
意地を張らずに引くことをすすめる場面で使う。「損して得取れ」と通じ、勝負ごとや人間関係で、あえて一歩ゆずる懐の深さを説く。短気に張り合うのは下策だ、という含みがある。