人の一生や家にかかわる、主だった儀式や行事をまとめていう言葉。祝いごとも弔いごともふくめた、あらたまった付き合いの場ぜんたいを指す。
「冠」は元服、すなわち成人を祝う昔の儀式、「婚」は婚礼、「葬」は葬儀、「祭」は祖先をまつる法事や祭りを表す。四つの代表的な儀礼を並べて、人生の節目に営まれるならわし全体を言いあらわしている。
現代では「冠婚葬祭のマナー」「冠婚葬祭の費用」のように、結婚式やお葬式をはじめとする改まった行事の総称として使う。慶事と弔事の両方をふくむので、めでたい席にも悲しい席にも通じる、付き合い全般の言葉として重んじられる。