真心からの忠告は、聞く者の耳には、痛く、素直に受け入れにくいものだ、ということ。ためになる助言ほど、その場ではうとましく感じられがちだ、という教えである。
中国の古い書物に由来する言葉で、「良薬は口に苦し」と対になって使われることが多い。身のためを思う、きびしい言葉ほど、聞いていて心地よくはない、という人の心のはたらきをついている。
人からの耳の痛い忠告を、すなおに聞き入れる大切さを説くときに使う。聞きづらい意見こそ、自分のためになる、と心得るよう、自分や人をいましめる言葉として引かれることが多い。