いくら言ったりしたりしても、まったく手応えがなく、効き目のないこと。相手に、こちらの働きかけが、少しも通じないさまをいう。
やわらかい糠に釘を打ちこんでも、すかすかで、まるで手応えがない、というさまからきている。打っても打っても、きいた感じがしない、というところに、はりあいのなさが言い表されている。
何度注意しても、相手に響かず、効き目がない場面で使う。「暖簾に腕押し」や「豆腐にかすがい」とよく似た意味で、手応えのなさをなげくときに引かれる。