手ごたえがまるでなく、はりあいのないこと。
暖簾(店先などに下げる布)を、力をこめて腕で押しても、ふわりとかわされて、なんの手ごたえもない。それになぞらえて、いくら働きかけても、相手に少しも反応がなく、張り合いがないことを表す。
いくら意見しても、のれんを押すように、ききめがないときに使う。「馬の耳に念仏」「ぬかに釘」と同じ意味で、はぐらかされて手ごたえのないことをいう。やる気をそがれる思いをこめて言われる。