相手が口に出さない気持ちや意向を、あれこれとおしはかること。とくに、上位の者の望みを察して、言われる前に先回りで動くことを指す。
「忖」も「度」も、はかる・推し量るという意味を持つ、もとは古くからある言葉である。2017 年、政治をめぐる問題の中で、権力者の意向をくんで便宜をはかったのではないかと取りざたされ、その年の流行語大賞に選ばれた。
「上司に忖度する」のように、相手の顔色をうかがって配慮するときに使う。本来は中立な言葉だが、近ごろは、権力に過剰に気をつかう後ろ暗さをふくんで、皮肉まじりに使われることが多い。